毎週日曜あさ8時25分放送「サラダトーク お仕事カフェ」

2月11日 放送
ゲスト/株式会社いわさき 代表取締役社長
    岩崎 雅明(いわさき まさあき)さん

今週のゲストは、
株式会社いわさき 代表取締役社長
岩崎雅明(いわさき まさあき)さんです。
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株式会社いわさきは、創業が昭和7年、
以来86年間、食品サンプルを作り続けています。
レストランの店頭などで見かける食品サンプルですが、
実は日本で発明されたものだということ、ご存じでしたか?
岩崎さん「大正時代に、東京の白木屋の食堂が、
     ロウで作った食品サンプルを店頭に置いたのが始まりです。
     そして、それを全国に広げたのが当社です」

昔はロウで作っていた食品サンプルも、
今ではビニールで作るようになりました。

カタログを見ると、
トマト1つとっても丸々1個から四つ切り、六つ切り、八つ切り、
皮のある・なし、右向き、左向きと多種多様。
でも、最近はお店ごとのオリジナルが多いそうです。

そもそも食品サンプルは、
岩崎さん「料理人さんのメニューを超えてはいけない。
     でも、それ以上に美味しく見せるもの」
だとか…まるで謎かけみたいです。
岩崎さん「本物そっくりは、サンプルではなく標本です。
     だから、私は『本物そっくりですね』と言われても嬉しくありません。
     本物そっくりに作っても、おいしそうには見えないんですよ。
     サンプルは、その人の特徴をとらえて描く似顔絵みたいなもの」
奥が深い…、さすが日本発祥、日本の食文化。

倉森ひとみ「これまでに作れなくて困ったものはありますか?」
岩崎さん「10年前まで悩んでいたのは、真水ですね。
     透明な材料がなくて。
     でも、今はシリコンで作れるようになりました」

レストランに入って、料理が運ばれてきて、
サンプルとは盛り方が違うなと思うと、つい直してしまうという岩崎さん。

岩崎さん「私たちの仕事は製造業ではなく、サービス業。
     本物以上においしいサンプルが作れること、
     そして繁盛のお手伝いをするために
     より一層おいしそうに見えるサンプルを作ろうと努力してきた結果が
     86年の歴史だと思います」
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実は今、食品サンプルで培った技術が、
飲食業界とは全く別の分野で活用されているのですが、
そのお話は来週ゆっくり伺うことにしましょう。

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