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まもなく定年を迎える団塊の世代である瀧川幸介(58)(掛川裕彦)は鉄鋼会社に勤務している。 40年ぶりに高校の同窓会で再会した4人のクラスメートと出かけたゴルフの帰り、不思議な世界へと迷い込んだのだった。人生の最終章は、これまでの人生を粛々と収束させて、老いを迎える・・・まあ、それが当たり前だが・・・出来うるならば、青春の甘美な想い出の中に身を置く幸せも味わえたら・・・誰しもそんな気持ちを持つのじゃないだろうか・・・。
そんな思いが不思議世界へといざなわれたのかもしれない・・・! ゴルフ帰りの高速インターへの田舎道で霧が発生しナビも消えた!皆、霧が晴れるまで、少し眠ることにした。そして、気がつくと霧は晴れたのだが・・・。町並みは40年前、まるで中国の後漢書にでてくる「五里霧」のようだ。中国の昔の学者が五里四方に広がる霧を呼び起こす術を使いいやなことやつらいことがあるとその中に身を隠したという話だ。そしてその霧のなかでは、4人が思った景色が作り上げられることがわかったのだが・・・。
4人それぞれが初体験の彼女を思い出すとそこには40年前の姿かたちの彼女たちが現れたのだ!入間川は同級生の立石由美、瀧川は音楽の志村先生との情事にふけり久米は大学時代のアルサロ女という具合に・・・。
ところが稲田が思い出した女はなんと現・入間川夫人の旧姓・永田亜希子だった!怒る入間川、昔の話と開き直る稲田の間には一触即発の空気が・・・!そしてついに入間川の相手・立石の父親をイメージした稲田のもとに恐ろしい光景が・・・!!ヤクザの組長・立石は散弾銃をもって入間川達を追いかけてきたのだ!そして「これの娘を手込めにしたのはどっちだ!」とすごみ二人を殺そうとする!
一方、瀧川は音楽の志村先生との情事のあと、当時の新聞を読み、その記事に載っていた殺人鬼を思い出したのだ!犯人・南雲は両手に50センチはあろうかという大ナタを持ち白い鉢巻の下には充血した目が・・・!まず、立石由美のオヤジでヤクザの組長が南雲に殺された。そしてそこに現れた田村巡査が現れるが、田村巡査がピストルの引き金を引く前にナタで右腕を落とされた。いよいよ絶対絶命の事態に久米が巡査のピストルを取り上げ南雲を撃ち殺した。
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