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盛本芳春(55)は「みその銀行」富士見台支店長として順風満帆の人生を歩んできたが定年まであと5年で子会社への出向を打診された。体のよい肩たたきだった。入社以来一心不乱に働き今の地位を勝ち取った。あとは今の支店で実績を上げ取締役につながる本店部長へのお呼びを狙っていた矢先だった!
妻からは、来春控えている娘の結婚式に名もない会社の役員なんてみっともないと罵倒される始末。そんなある日、白く輝く「マッターホルン」の写真が目入ってきた。「スイス・アルプス・ツアー」だった。盛本は部下のヒンシュクを買いながら一週間のツアーに出かけ、そこで人生を変えるような思いもよらない出会いを経験することになったのだった!
やっとの思いでやって来たスイス・マッターホルン、しかし天気は悪くゴンドラに客はいなかった。ところが途中駅から40半ばの日本人女性が一人で乗り込んできたのだった。
たった二人のマッターホルン!しかも日本人女性ということで盛り上がり夕食を共にすることに!彼女は誠子と名乗った。そのままホテルの部屋へ誘いいい雰囲気に・・・。しかし、盛本が抱きつくと誠子は泣き出したのだった。その後、日本に戻り出向を拒否した。するとその仕返しに、常務の田尻は娘の結婚式の主賓を断ってきた。
そんなある日、取引先の社員食堂で誠子と再会したのだった! そして、彼女との再会を楽しみ、夕食を誘い、スイスでのことを詫びた。誠子も盛本を嫌がっていたわけではなかったのだ。そして、誠子の過去を知り、夢はイタリア料理店を持つことで、そのためのヨーロッパ旅行の途中で盛本とあったこともわかった。
その後、彼女との逢瀬を楽しむ日々が続き、ついに男女の関係に!一方、娘・美紀(21)の結婚式の主賓である「みその銀行」田尻常務は盛本が子会社の出向を拒否したことを逆恨みし結婚式の出席を取りやめるという。そんなある日、ラブホテルでいつものように誠子と逢瀬を楽しんだ後乗ったエレベーターにはなんと、娘の美紀が初老の紳士とともに乗っていたのだった!
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