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若手マジシャンの森尾英介(29・中村俊介)は新宿歌舞伎町の料理屋のママ・藤田奈々枝(48・渚あき)から不思議なマジックをする男の話を聞いた。そのマジックとは25年前奈々枝ママが焼津でスナックの雇われママをしていたころに訪れた客で真崎というマグロ漁船の船員だった。なんと真崎はカードには触れずに相手が頭も中に思い浮かべたカードを当てるのだった!その話を聞いた森尾は早速、その真崎という男に会いに行くことにした!
しかし、ママによるとその男はその後殺人事件を起こし、網走刑務所で刑期を終えた後の足取りは分からないという。生きていれば60代半ばという真崎を見つけてそのマジックを伝授してもらえば一流のマジシャンになれるという思いで森尾は25年前の事件を調べることにした・・・。なんと、事件というのは焼津のスナックママが兄弟二人組みの客に強姦されているところへ真崎茂(65・清水綋治)が出くわし、持っていたナイフで弟を刺し殺し、兄にも重傷を負わせたというものだった。なんと奈々枝さんが被害者だったのだ。そして森尾は真崎が出所後も網走市内に住み現在は観光朝市に勤めていることを突き止めたのだ。真崎茂にあった森尾は25年前のマジックのタネを教えてもらう!なんとそれは超能力だったのだ。真崎の超能力は本人によると中学生の頃から自覚し一種の催眠術のようなものだという。刑務所に入っている間にも三度ばかり外に出たことがあったという。但し、この能力は複数の人や遠くの相手に幻覚を見させるととても体力を消耗してしまうらしい。
一方、新宿歌舞伎町のママ奈々枝のところに強姦犯人の生き残りの兄が訪ねてきたのだった。おびえた奈々枝は網走の森尾のところに身を寄せることになった。そこで、25年ぶりに真崎にあうことになった。奈々枝はレイプ犯から自分を助けて罪を償う真崎のところに面会に訪れたことがあったがそのときには真崎は奈々枝と会おうとはしなかった。その理由を奈々枝は未だに分からなかったのだった。久しぶりの再会にみんなで祝杯をあげたのだったが!そこにまた強姦犯の兄・湧田征男が網走に現れ、元看守の西山の家に向かい大怪我をさせて奈々枝の居所を探し当てたのだった。そんな折、真崎が受刑中に奈々枝の面会を断った理由が明らかになった!なんと強姦の新犯人が明らかに!なんと犯人兄弟は強姦未遂で真崎は二人を殺傷した後、その興奮で奈々枝を強姦し、その後、例の超能力で奈々枝の記憶を塗り替えたのだった。その罪悪感のために面会を断ったのだった。真崎は過去を償うため、涌田征男に幻覚を見せ、流氷の中で溺れ死なせた後、奈々枝が一生の間に見てみたいといっていたオーロラの幻想を見せた。そしてついに息絶えることに・・・。
「極北に星光る」終わり。
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