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辻啓介(61)は念願だった六本木ヒルズに税務会計事務所を構え、妻のほかに、男の甲斐性ともいうべき二人の愛人がいる。ひとりは、銀座のクラブママの薗田桜子(52)。もうひとり、わが社の取締役の沢口雅美(48)。髪は薄くなり、体力も落ちてきたが、まずまず順風満帆な人生だった。ところが、「あなたの右肩には生霊が乗っている!」と霊能者 河合エリカ(60)から言われてから辻啓介の運気は急激に下がって行った。事務所の経営不振、息子の一郎は大学を中退させられ、娘の明子は離婚。辻は迷った末についにエリカの名刺にあったお台場にある、ホテルの一室を訪ねた。そして、その霊を取り払うためには辻の一番愛している人と別れることだという。考える辻。その答えはなんと妻(辻礼子(60)(江森浩子)と別れるというものだった。なんと辻は二人の愛人をそれほど愛していなかったのだった。その結末は!?
なんと、河合エリカは妻・礼子の学生時代の親友だったのだ。あまりにも家庭を顧みない夫を懲らしめるために仕組んだ芝居が思わぬ展開となってしまったのだった。結果的には愛人二人とも別れた啓介は妻・礼子と幸せな生活を取り戻すのだった。
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